スポーツ障害について
スポーツ障害とは、運動や競技中の負荷により発生するケガや障害の総称です。中高生の部活動から社会人のスポーツ愛好家、さらにはプロアスリートに至るまで、幅広い層に起こりうるため、正確な診断と適切なリハビリが求められます。
当院では、MRIを活用した精密検査によって損傷部位やその程度を正確に把握し、それに基づいた個別リハビリを提案しています。また、自宅でリハビリを進められる動画配信サービスも活用し、患者さまの通院回数を最小限に抑えつつ、確実な回復をサポートしています。
よくあるスポーツ外傷
以下は、当院でよく診る代表的なスポーツ外傷です。いずれもMRIでの正確な評価と、適切なリハビリが重要です。
- 足首のねんざ
- 肉離れ
- 膝前十字靱帯損傷
- 膝内側側副靱帯損傷
- 半月板損傷
- 肩関節脱臼
- 野球肘・テニス肘
- 肩の腱板損傷
- アキレス腱炎・断裂
- 腰椎分離症
- ストレス骨折(疲労骨折)
- シンスプリント
- 膝骨挫傷
🩻 精密検査の重要性
スポーツ外傷では、レントゲンやエコーだけでは確認できない靱帯・軟骨・筋肉の損傷が多くあります。MRI検査を用いることで、以下のような詳細な評価が可能となります。
- 靱帯の断裂か部分損傷か
- 半月板や腱板の損傷の範囲
- 筋損傷のタイプや重症度
- 骨挫傷の有無
- 腱の炎症や損傷の程度
これにより、安静にすべき期間や再開して良い運動のタイミングを科学的根拠に基づいて判断することが可能になります。
💻 当院のオンライン対応型リハビリ
当院では、MRIによって得られた精密な情報をもとに、一人ひとりに合わせたリハビリプランを作成しています。
さらに、忙しい学生や社会人アスリートの方にも負担が少なくなるよう、リハビリ内容をオンライン動画で配信しています。これにより、
- 必要最低限の通院でリハビリを進められる
- 回復ステージに応じて動画内容を自分で変更できる
- 自宅でも無理なくトレーニングを継続できる
🧘♂️ リハビリの目的と流れ
リハビリは「ただ動かす」だけではなく、以下の目的で計画的に行われます。
- 損傷組織の修復を妨げない安静期間の設定
- 日常生活に支障が出ない柔軟性と筋力の回復
- 競技特性に応じた動作訓練と修正エクササイズ
- 再発を防ぐための負荷調整と予防トレーニング
当院の理学療法士が、医学的根拠に基づいたプログラムを作成・指導します。
🔁 再発予防と競技復帰に向けて
ケガをした部位が回復したとしても、再発しやすい原因をそのままにしていては、また同じ外傷を繰り返す可能性があります。当院では、復帰後のフォームや体の使い方まで考慮した「再発予防型」の指導を行っています。
📌 まとめ
スポーツ障害は、痛みを我慢して競技を続けてしまうと、回復が遅れるばかりか将来的な後遺症を残すリスクもあります。
当院では
- MRIによる精密な診断
- それに基づくリハビリ計画
- 自宅でできるオンラインリハビリ動画
これらを組み合わせて、短期間かつ確実な競技復帰をサポートしています。痛みや違和感を感じたら、無理をせずお気軽にご相談ください。