膝の痛みについて
「階段の上り下りがつらい」「正座ができない」「動き始めに膝がこわばる」—そんな膝の痛み、年齢のせいと諦めていませんか?
当院ではMRIを含む高精度な画像診断により、痛みの本当の原因を明確にし、根拠ある治療につなげています。
📝 よくある症状
- 階段を降りるときに膝が痛む
- 膝の内側や裏側がズキズキする
- 朝起きたときに膝がこわばる
- 歩くと膝の中がグラつく・抜けそう
- 正座やしゃがみ動作がしにくい
中高年の膝の痛みに多い主な疾患
変形性膝関節症
膝関節の軟骨がすり減り、骨の変形や炎症を引き起こす疾患です。X線でもある程度診断可能ですが、早期変化や詳細な状態把握にはMRIが有用です。
変性半月板損傷
中高年で特に多いのが加齢による「変性半月板損傷」です。半月板はクッションの役割をしていますが、すり減ったり裂けたりすると膝の痛みや引っかかり感を引き起こします。
骨壊死(大腿骨内顆の無腐性壊死)
突然膝の内側が強く痛み始める場合、骨壊死の可能性もあります。初期にはX線ではわからず、MRIが唯一の早期診断手段です。
骨挫傷(Bone bruise)
転倒や捻挫をきっかけに、あるいは日常生活動作の何気ない繰り返しにより関節内の骨に浮腫や微細損傷が生じることがあります。これもMRIでなければ診断できません。
MRIで診断精度が大きく変わります
膝の痛みは「変形性関節症」と言われて終わりがちですが、実はその裏に半月板の断裂、骨壊死、骨挫傷などが隠れていることも少なくありません。
当院ではMRIを完備し、必要に応じて初診当日に撮像・診断まで行います。
これにより原因を正確に把握し、ピンポイントでの治療(投薬、注射、リハビリ、装具指導)が可能になります。
当院の治療の特徴
- 高精度なMRIによる診断:痛みの原因を画像で「見える化」
- 科学的根拠に基づくリハビリ:機能評価に基づいた運動療法
- 画像を使ったわかりやすい説明
- 通院が難しい方へオンライン動画でのリハビリ指導も今後対応予定
スポーツによる膝の痛みについて
靱帯損傷や膝蓋腱炎など、スポーツに起因する膝の痛みは若年層に多く、別のアプローチが必要です。
詳しくはスポーツ傷害のページをご覧ください。